楽天モバイル最強プランは、データ使い放題です。このメリットを使って、ホームルーター化を検討している方も多いでしょう。
私も引越しを機に、楽天モバイルホームルーター化を試しました。結果は大成功で、1ヶ月以上続いています。
本記事は、楽天モバイルをホームルーター化する方法や実際に使った感想を解説しています。
楽天モバイルを自宅のWi-Fi代わりにしたい方は、参考にしてみてください。
※本記事の情報は、筆者個人の経験に基づくものであり、全ての利用者に当てはまるわけではありません。楽天モバイルの契約・利用に関する最終的な判断は、ご自身でお願いします。
楽天モバイルをホームルーター化する方法
まず楽天モバイル最強プランをホームルーター化する方法は3つあります。それぞれメリットをまとめると、次のとおりです。
メリット | ①ホームルーター | ②モバイルルーター | ③スマートフォン |
---|---|---|---|
電波が強い | ◯ | ◯ | – |
最大接続数が多い | ◯ | ◯ | – |
持ち運びできる | – | ◯ | ◯ |
購入費がかからない | – | – | ◯ |
設置場所が不要 | – | – | ◯ |
スマホのバッテリーを消費しない | ◯ | ◯ | – |
楽天モバイル動作保証済み端末がある | – | ◯ | ◯ |
私は②モバイルルーターを使っていますが、ホームルーターやスマートフォンでも、ホームルーター化は可能です。
それぞれメリットや向いている人について解説します。用途に合わせて3つの方法から選んでみてください。
ホームルーター

ホームルーターとは、モバイル回線を利用してインターネット接続を行う、据え置き型Wi-Fiルーターのことです。
SIMフリーのホームルーターに、楽天モバイルのSIMカードを挿すことで、自宅のWi-Fi代わりとして利用できるようになります。
ホームルーターは、Speed Wi-Fi Home 5G L13 や ドコモHome 5G が人気です。
ホームルーターのメリットは、電波が強い・最大接続数が多いことです。複数人で接続することが多いファミリー世帯に向いています。
一方で、楽天モバイル公式の動作確認済み端末はありません。ホームルーターを利用する場合は、自己責任となる点に注意が必要です。
モバイルルーター

モバイルルーターとは、持ち運びができる小型のWi-Fiルーターのことです。自宅だけでなく外出先でも利用できるメリットがあります。
私は外出先でもWi-Fiを使いたかったので、モバイルルーターを選びました。
また、楽天モバイル公式の動作確認済み端末もあります。安心して試したい方におすすめの方法といえます。
ホームルーターと比較すると、電波強度・最大接続数は少し下がります。とはいえ、一人暮らしや夫婦で利用するには十分なスペックです。
私はモバイルルーターでホームルーター化して、問題なく利用できています。(一人暮らし)
今なら楽天モバイル公式サイトで、1円のモバイルルーターも購入できます。初期費用がほぼ無料なので、気軽に試せますよ。
スマートフォン(テザリング)

手持ちのスマートフォン(テザリング)を使って、ホームルーター化することもできます。初期費用がかからず、持ち運びもできます。
私は以前まで、パソコンしか使ってなかったのでテザリングでした。接続台数が少ない人は、テザリングでも大丈夫だと思います。(有線がおすすめ)
一方で、ホームルーターやモバイルルーターと比較して、電波強度・最大接続数は劣ります。
あくまでネットの利用頻度が少ないライトユーザー向きといえるでしょう。
パソコン1台や、FireTVStick1台だけ繋ぎたい、というケースであれば十分使えます。
また、テザリングはバッテリー消費が激しいため、常に充電が必要です。スマホの負荷が大きくなるため、長期間利用にはおすすめできません。
ホームルーター化を体験してみたい、光回線が開通するまでの数週間だけ使いたい、という短期利用に向いていると思います。
楽天モバイルにおすすめのモバイルルーター
ホームルーター化は、②モバイルルーターを使った方法がおすすめです。そこで次は、楽天モバイル対応のモバイルルーター5選を紹介します。
型番 | イメージ | 価格(参考) | 5G | デュアルSIM | 最大受信速度 |
---|---|---|---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket Platinum 楽天モバイル | ![]() | 1円 ※キャンペーン価格 | – | – | 150 Mbps |
+F FS050W 富士ソフト | ![]() | 38,280円 | 対応 | 対応 | 2,800 Mbps |
Aterm MR10LN NEC | ![]() | 21,780円 | – | 対応 | 150 Mbps |
Aterm MR51FN NEC | ![]() | 39,380円 | 対応 | – | 3,800 Mbps |
+F FS040W 富士ソフト | ![]() | 15,955円 | – | – | 300 Mbps |
Rakuten WiFi Pocket Platinum

商品名 | Rakuten WiFi Pocket Platinum |
メーカー | 楽天モバイル |
価格 | 1円 (単品:7,980円) |
連続通信時間 | 約10時間 |
最大接続台数 | 16台 |
サイズ | 65 x 96.5 x 15.3 mm |
重量 | 103g |
5G / デュアルSIM | – / – |
できるだけ安くホームルーター化したい方は、Rakuten WiFi Pocket Platinumがおすすめです。楽天モバイル契約時に同時購入すると、1円でゲットできます。
後ほどレビューを解説しますが、使い心地も十分良いです。もし合わなくても、金銭的なダメージがほぼゼロなので、試して損はないでしょう。
まず、Rakuten WiFi Pocket Platinumを使ってみて、必要なら買い替えるという流れが堅実だと思います。(モバイルルーターは高価なので・・)
もちろん楽天モバイルの動作確認済みで、楽天回線と相性も良いです。またプラチナバンドに対応しているので、外出先で使いたい方にも向いています。
+F FS050W

商品名 | +F FS050W |
メーカー | 富士ソフト |
価格 | 38,280円 |
連続通信時間 | 約11時間 |
最大接続台数 | 32台 |
サイズ | 120 x 74 x 19 mm |
重量 | 198g |
5G / デュアルSIM | 対応 / 対応 |
5GやデュアルSIMに対応している高性能なモバイルルーターなら、富士ソフトのFS050Wがおすすめです。
5G対応のモバイルルーターなので、楽天モバイルの5G通信を利用できます。高画質の動画やライブ配信もスムーズに見れるでしょう。
とはいえ、楽天モバイルの5G対応エリアは限定的なので、実際に繋がるかは不明です。自宅周辺が5Gエリアか確認すると安心です。
>楽天モバイルの通信エリアマップを確認する
デュアルSIMとは、もう一つのSIMをセットできる機能です。たとえば、楽天回線が圏外になったらau回線のpovoに切り替えるといった使い方ができます。
デュアルSIMは、繋がりやすさ重視の方におすすめの機能です。

Aterm MR10LN

商品名 | Aterm MR10LN |
メーカー | NEC |
価格 | 21,780円 |
連続通信時間 | 約21時間 |
最大接続台数 | 16台 |
サイズ | 126 x 62 x 14.2 mm |
重量 | 145g |
5G / デュアルSIM | – / 対応 |
デュアルSIM対応で選ぶなら、NECのAterm MR10LNがおすすめです。
先ほど紹介したFS050Wは、eSIMを使ったデュアルSIMです。eSIMに慣れていない方は、取り扱いに苦労する可能性があります。
一方で、Aterm MR10LNは、nanoSIMが2枚のデュアルSIMです。馴染みのある物理的なSIMカードを差し込むだけなので、取り扱いやすさが断然良いです。
APN設定が必要な場合があります。
価格もFS050Wより約1万円安いため、デュアルSIM機能で選ぶなら、Aterm MR10LNのほうがコスパが優れているといえるでしょう。
Aterm MR51FN

商品名 | Aterm MR51FN |
メーカー | NEC |
価格 | 39,380円 |
連続通信時間 | 約9時間 |
最大接続台数 | 16台 |
サイズ | 128 x 65 x 14.5 mm |
重量 | 167g |
5G / デュアルSIM | 対応 / – |
Aterm MR51FNは、APN自動設定が利用できる数少ないモバイルルーターです。機械が苦手な方でも、スムーズに使い始められます。

APN自動設定とは、SIMカードを挿入した時点でAPNが自動的に設定される機能です。SIMカードを挿したのに繋がらない、といったトラブルを防げます。
5G対応で、今回紹介した中では最大受信速度も最速です。高速なホームルーターがほしい方にも向いています。
ただ高性能なので、価格も約4万円近くします。他製品を使って満足できなかった場合に、最終候補として検討してみてはいかがでしょうか。

+F FS040W

商品名 | +F FS040W |
メーカー | 富士ソフト |
価格 | 15,955円 |
連続通信時間 | 約20時間 |
最大接続台数 | 15台 |
サイズ | 76 x 76 x 19.6 mm |
重量 | 142g |
5G / デュアルSIM | – / – |
ミドルクラスのモバイルルーターは、FS040Wを検討してみてください。
最初に紹介した楽天モバイルの1円ルーターよりも、ちょっとだけ高性能で、価格も1万円台に収まるためお手頃です。
楽天モバイル1円ルーターの次におすすめのモバイルルーターです。
5GやデュアルSIMは非対応ですが、最大受信速度はそこそこ速いです。軽量コンパクトで持ち運びにも向いています。

自宅で使う際は、ホームキットを追加するのもありだと思います。有線接続で高速になったり、インテリアとして見た目も良くなりますよ。


楽天モバイルホームルーター化をレビュー
私は楽天モバイルのモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を使って、ホームルーター化しました。
そこで、実際に1ヶ月使った結果をレビューします。性能は必要最小限ですが、ホームルーター代わりとして、十分なスペックがありました。
速度

モバイル回線を使ったホームルーター化で、一番気になるのは速度ではないでしょうか。
私もパソコンやテレビが快適に使えるか心配でした。
約1ヶ月使った結果、ほぼ問題なかったです。
一人暮らしをしている私の自宅では、パソコンやテレビも快適に使えました。(ビデオ通話も順調です)
4Kや8Kなど超高画質の動画視聴をする際は、たまにカクカクしました。ただ、ほとんど気にならないレベルです。
参考までに、具体的な通信速度も紹介します。
Rakuten WiFi Pocket Platinumに4台のデバイスを同時接続をして、それぞれ速度測定をした結果は次の通りです。(テレビ以外)

測定時間 | スマホ① | スマホ② | パソコン |
---|---|---|---|
朝 | 36 Mbps | 33 Mbps | 28 Mbps |
昼 | 31 Mbps | 23 Mbps | 33 Mbps |
夕 | 21 Mbps | 23 Mbps | 24 Mbps |
夜 | 31 Mbps | 18 Mbps | 31 Mbps |
平均 | 30 Mbps | 24 Mbps | 29 Mbps |
ほぼ全ての時間帯で、通信速度が20Mbpsを超えていました。あくまで私の環境ですが、数値的にも体感的にも問題ないことが分かりました。
高画質で動画視聴するには20Mbps以上の速度で繋がるかが一つの目安となります。
動画の解像度 | 推奨される持続的な速度 |
---|---|
4K UHD | 20 Mbps |
HD 1080p | 5 Mbps |
HD 720p | 2.5 Mbps |
SD 480p | 1.1 Mbps |
SD 360p | 0.7 Mbps |
モバイルルーターなので、持ち出しも可能です。外出先でフリーWi-Fiを探す必要性が無くなる点も嬉しいメリットですね。(とてもストレスフリーです)
Rakuten WiFi Pocket Platinumを使ったホームルーター化は、快適なWi-Fi環境になりました。特に一人暮らしの方は、一度試してみる価値ありだと思います。
※上り速度やPing(応答速度)は少し遅いので、動画投稿やオンラインゲームをしたい方には、向いていないかもしれません。
測定時間 | 下り | 上り | Ping |
---|---|---|---|
朝 | 36 Mbps | 24 Mbps | 68 ms |
昼 | 31 Mbps | 21 Mbps | 68 ms |
夕 | 21 Mbps | 9 Mbps | 68 ms |
夜 | 31 Mbps | 14 Mbps | 67 ms |
平均 | 30 Mbps | 17 Mbps | 68 ms |
設定
Rakuten WiFi Pocket Platinumは、設定が簡単です。機械が苦手な方でも、迷わず始められると思います。
ルーター本体に楽天モバイルのSIMカードを挿して、画面に表示されているバーコードをスマホでスキャンするだけで接続できます。

パソコンと接続する場合は、パスワード入力して接続します。
充電
持ち運びをする方は、充電持ちも気になりますよね。外出先で一日中使ってみたところ、7〜8時間は大丈夫な印象を受けました。
コンセントが無い環境でも、約一日使えるので、今のところ満足しています。バッテリー残量が減ってきたら、パソコンから給電もできますよ。

ちなみに自宅で使うときは、充電しながら(自己責任で)使っています。バッテリー膨張や発熱などは無いので、大丈夫だと思います。
コンセントに繋いだままが不安な方は、バッテリーレスで使える+F FS040Wが安心かと思います。
なおクレードルは無いので、土台が必要な方は、ダイソーやAmazonのスマホスタンドを活用するとスッキリしますよ。

充電器は、Amazonベーシックから購入しました。Rakuten WiFi Pocket Platinumは充電器が別売りなので、よければ参考にしてください。
Amazonベーシック 20W 1ポート USB-C コンセント式
Amazonベーシック USB-C – USB-C 2.0 高速充電ケーブル
仕様

私が特に気に入っているのは、軽量コンパクトな形状です。重さは約100gと、他のモバイルルーターと比べると軽いので、持ち運びしやすいです。
肌触りや質感も良く、チープさもありません。カラーが白なのでインテリアの邪魔をせず、外出先でも目立たないところが良いです。
nanoSIMやUSB-Cに対応している点も好印象でした。汎用性が高く、手持ちのガジェットをそのまま使えるのは、地味に嬉しいポイントです。

5G非対応で、楽天モバイル本来の通信速度が出ないのはデメリットですが、1円ということを考えると十分すぎるスペックといえます。
料金

ホームルーター化に利用しているプランは、楽天モバイル最強プランです。
楽天モバイル最強プランは、月額3,278円でデータ使い放題です。私は1ヶ月で200GB以上使っていますが、追加料金は発生していません。

スマートフォン2台・パソコン1台・ストリーミングデバイス(FireTVStick)1台を使っています。
どれだけデータを使っても月額3,278円以上かからないので、ホームルーター化に最適な料金プランといえるでしょう。
また、モバイルルーターも1円キャンペーンを使って、購入しています。つまり初月は、楽天モバイル契約+モバイルルーター購入の合計金額が3,279円で済みました。
格安で始められるので、最初の1台はRakuten WiFi Pocket Platinumがおすすめです。使いながら上位機種の買い替えを検討してみてくださいね。
楽天モバイル最強プラン対応エリアと速度
自宅周辺の繋がりやすさが気になる方も多いと思います。そこで次は、楽天モバイルのエリア別の繋がりやすさを解説します。
2023年に私が大阪・福岡・鹿児島・沖縄で速度測定した結果も紹介しています。お住まいの地域が近い方は、よければ参考にしてください。
大阪
大阪エリアは、繋がりやすいと思います。私が大阪市内のホテル3ヶ所で速度測定した結果は、平均61Mbpsでした。
楽天モバイル公式のエリアマップを見ても、5Gエリアが結構広いです。意外と多くの場所で、高速通信が期待できます。

一方で、地下鉄やデパ地下は繋がりにくい場面がありました。とはいえ、自宅で使うホームルーター化なら影響は無いはずです。
大阪エリアは、快適に使えると思います。具体的な速度は、以下記事で紹介していますので、よければチェックしてみてください。
福岡
福岡エリアも繋がりやすいです。福岡市内のホテル2ヶ所で速度測定した結果、平均59Mbpsでした。

大阪エリアと同じく、地下鉄は繋がりにくいですが、ホームルーター化なら、特に気にしなくても大丈夫でしょう。
鹿児島
鹿児島エリアは楽天モバイルが苦手とする地下鉄などが無いため、全体的に繋がりやすい印象です。
楽天モバイル公式のエリアマップを見ると、未対応ゾーンも意外とありますが、ほとんど山間部なので影響は少ないでしょう。

鹿児島市内のホテル2ヶ所の測定結果は、平均65Mbpsでした。鹿児島空港や奄美大島でも電波に困ることはなかったです。
沖縄
沖縄本島は、場所によって繋がりやすさの違いがありました。那覇市は全体的に繋がりやすいですが、やんばるエリアは圏外もありました。

那覇市のホテル5ヶ所で測定した結果は、平均32Mbpsでした。一応、快適に通信できる基準はクリアしています。
とはいえ、西エリアのホテルは低速だったので、近くのマンションで使うなら、慎重に検討した方が良いかもしれません。
宮古島は全体的に繋がりやすかったです。市街地はもちろん、周りに建物がないビーチでも、高速で繋がりました。
楽天モバイル公式のエリアマップを見ると、全体的にカバーされています。また、5Gエリアも意外と多いです。

来間島で実際に測定してみたところ、マップのとおり超高速でした。楽天モバイル公式のエリアマップは結構参考になるので、チェックしてみてください。

楽天モバイルをWi-Fi代わりにするメリット
光回線と楽天モバイルを迷っている方も多いと思います。
ここからは、光回線と比較した場合の楽天モバイルのメリット・デメリットを紹介します。
まずは楽天モバイルをWi-Fi代わりにするメリット4つを紹介します。
光回線より月額料金が安い
楽天モバイル最大のメリットは、安さです。楽天モバイル最強プランは、月額3,278円でデータ使い放題で、契約手数料などもかかりません。
一方で、光回線は月額5,000円以上する場合が多く、工事費などの初期費用も結構かかってしまいます。
初期費用や維持費用を考えると、楽天モバイルのほうが圧倒的に安いといえます。
工事不要ですぐ使える
光回線のように工事不要で契約できる点も魅力です。すぐ使えるだけでなく、物理的に光回線が設置できない物件にとって、非常に助かります。
物件選びの選択肢も広がります。
楽天モバイルをWi-Fi代わりに使いたい場合、基本的には、SIMカードをルーターに挿して起動するだけです。とても気軽にWi-Fi環境を構築できますよ。
契約期間の縛りがない
多くの光回線サービスでは、2年または3年の契約期間が設定されています。契約期間中に解約すると、解約金が発生する場合があります。
契約期間の設定されていない光回線もありますが、月額料金が高く設定されている場合が多いです。
楽天モバイルは契約期間の縛りがありません。急に引越しすることになっても、無駄な費用がかからないため経済的です。
そのまま使い続けるか、解約するか自由に選べます。
また、繋がりにくいと感じた場合に、期間を気にせず解約できるため、精神的にラクです。我慢して使い続ける必要はありません。
まず楽天モバイルを使ってみて、満足できなかったら、光回線を検討する2段階ステップもありだと思います。
自宅以外の場所でも使える
光回線は自宅のみデータ使い放題ですが、楽天モバイルは外出先でも使い放題です。楽天モバイルがあれば、いつでも自由にネットを楽しめます。
これは②モバイルルーターや③スマートフォン(テザリング)のメリットです。
また、プライベートなWi-Fi環境を使えるので、安心感もあります。フリーWi-Fiはセキュリティの観点から、利用を控えている方も多いのではないでしょうか。
月末にスマホのギガ制限が気になる方や、出張先やホテルでパソコン作業をする方に、楽天モバイルは向いていると思いますよ。
楽天モバイルをWi-Fi代わりにする注意点
続いて、楽天モバイルをWi-Fi代わりにする際の注意点3つを紹介します。
速度が遅い場合がある
楽天モバイルは、光回線と比べて通信速度が遅いと言われています。ただあくまで一般論で、全員に当てはまるわけではありません。
これは私の実体験ですが、もともと契約していた光回線より楽天モバイルのほうが高速だったというケースもあります。
また、メリットで解説したように、繋がりにくいと感じたら光回線に乗り換えられます。そこまで心配するデメリットでは無いかもしれません。
高性能なルーターを選ぶことで、速度を最大限上げることもできます。
遅延が多い場合がある
楽天モバイルは、光回線と比べてping値が大きいと言われています。この点に関しては、実際に使ってみて事実だと感じました。
私の環境では、68ms程度です。
オンラインゲームをする方は、楽天モバイルのホームルーター化より、光回線のほうが快適に楽しめると思います。
光回線より通信が不安定
光回線は、光ファイバーケーブルという物理的な線(有線)で繋がっているため、電波状況や天候に左右されにくいです。そのため、通信の安定感が優れています。
一方、モバイル回線は無線なので、電波の干渉や障害物の影響を受けやすい構造です。通信の安定性は光回線に劣るかもしれません。
ただ、光回線を契約しても、ルーターを使って無線接続する方がほとんどだと思います。実際は、そこまで差を感じないかもしれません。
光回線とモバイル回線どちらも使いましたが、私は安定感の違いが分かりませんでした・・。
楽天モバイルでWi-Fi代を節約しよう!
以上、楽天モバイルのホームルーター化について解説しました。
楽天モバイルをWi-Fi代わりに使えば、月額3,000円程度で、ネット環境が整います。
ぜひ楽天モバイルホームルーター化を検討してみてくださいね。
▼おすすめのモバイルルーター5選
型番 | イメージ | 価格(参考) | 5G | デュアルSIM | 最大受信速度 |
---|---|---|---|---|---|
Rakuten WiFi Pocket Platinum 楽天モバイル | ![]() | 1円 ※キャンペーン価格 | – | – | 150 Mbps |
+F FS050W 富士ソフト | ![]() | 38,280円 | 対応 | 対応 | 2,800 Mbps |
Aterm MR10LN NEC | ![]() | 21,780円 | – | 対応 | 150 Mbps |
Aterm MR51FN NEC | ![]() | 39,380円 | 対応 | – | 3,800 Mbps |
+F FS040W 富士ソフト | ![]() | 15,955円 | – | – | 300 Mbps |
- 速度が遅い場合がある
- 遅延が多い場合がある
- 光回線より通信が不安定