音楽サブスクはもったいない—購入派だった私がハマった理由【メリット5つ】

音楽サブスクは、毎月料金がかかる・手元に残らないことから「もったいない」というイメージが一般的です。
私も以前まで購入派でしたが、今は音楽サブスクにハマっています。実際に使ってみると、いろんなメリットがあることに気づいたからです。
今ではコストパフォーマンスの高いサービスという印象です。
本記事では、私が2年使って感じた音楽サブスクのメリット・デメリットを解説しています。
音楽サブスクが向いている人の条件も紹介しているので、入るべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
私が音楽サブスクにハマった理由
私が音楽サブスクを使ってみて感じたメリットを5つ紹介します。月1,000円以上の価値を感じたら、加入を検討してみてください。
音楽を聴く時間が増える

音楽サブスクは、音楽を聴くまでの流れがスムーズです。無駄な時間がないため、音楽を聴く時間が増えます。
音楽を聴く時間が増えると、好きな曲を聴く時間に使えます。音楽好きには、たまらない価値ですよね。
CDを購入していた頃は、店舗まで買いに行ったり、通販サイトの納品待ちなど、聴くまでに時間をかけていました。
気づかないうちに、音楽を聴く時間を減らしていたようです。早くフルで聴きたい・・と、じれったい思いもしていました。
音楽サブスクは、音楽を最大限楽しむために欠かせないサービスだと思います。
ダウンロードもスムーズに購入できますが、購入判断と手続きにロスが生じます。音楽サブスクのほうが、より音楽を聴く時間を作れるでしょう。
データ移行がかんたん

音楽サブスクは、データ移行もかんたんです。スマホやパソコンを買い替えても、アカウントにログインするだけで、今まで通り使えます。
購入すると、スマホやパソコンに音楽データを保存することになります。買い換えるたびに、データ移行が必要です。
データ移行作業は時間がかかる上に、間違えて消してしまうリスクもあります。大切なデータが消えるとショックですよね。
音楽サブスクは、データが手元に残らないというデメリットを聞きますが、私はメリットの一面もあると思います。

片付けの手間が省ける

もともと私はCD購入派で、DVDも合わせると50枚以上所有していました。そのため、結構な保管スペースが必要で、片付けも苦労しました。
CDやDVDは、かさばる+ホコリを被ります。定期的に掃除もしないといけないため、意外と手間がかかりました。
音楽サブスクは、保管スペースや掃除が不要です。部屋が広くなって、片付けの手間も省けるメリットがあります。
ちなみに、CDやDVDは手放すことにしましたが、全然売れませんでした。お金も時間もかけたのに、リセールバリューがイマイチで切なくなりました。。
ストレージがいらない

音楽サブスクは、ほとんどストレージ(容量)を消費しません。スマホやパソコンのストレージが少なくても、たくさん音楽を楽しめます。
一方、購入はスマホやパソコンにデータを保存するため、ストレージを消費します。たくさん音楽を聴こうと思うと、多くのストレージが必要です。
私はストレージを確保するために、ハイスペックなスマホや、有料クラウドを購入した経験があります。今考えると、もったいないなぁと思います。
ストレージを消費しないことは、コストメリットが大きいです。結果的に、「もったいない」を防ぐことに繋がります。
購入より料金が安い

ここまであえて料金以外のメリットを紹介しましたが、料金も安くなるメリットもあります。毎月4曲以上聴いている方は、すぐ元を取れるでしょう。
また、4曲以上聴かなくても、データ移行や片付けのストレスは、確実に減らせます。
私は同じ曲を聴き続けるタイプなので、4曲以上聴いていない月もあります。でも料金以上のメリットを感じるので、もったいないとは思いません。
入るべきか悩んでいる方は、まずは安い音楽サブスクでメリットを体験してみてください。実際に体験することで、合う・合わないが判断しやすくなると思います。

私が感じたデメリットと対策方法
音楽サブスクには、もちろんデメリットもあります。でも私は対策することで、影響を受けずに利用できています。
デメリットと対策方法について、体験談をもとに5つ解説するので、よければ参考にしてみてください。
データ通信量を消費する
音楽サブスクは、ストリーミングサービスです。データ通信しながら再生を行うため、データ通信量(ギガ)を消費します。
データ通信の使い放題プランを契約していない方は、スマホ代が高くなる可能性があるので、注意が必要です。
ダウンロードしてから利用する方法もありますが、手間がかかります。私も試しましたが、大変だったので、あまりおすすめしません。
音楽サブスクを利用するなら、データ使い放題プランは必須といえるでしょう。
私は、楽天モバイルのデータ使い放題プランを契約しています。外出先でも自由に音楽が聴けるため、とても快適です。
楽天モバイルは安いため、スマホ代節約になると思います。節約した費用を音楽サブスクに使えるため、結構おすすめですよ。
ネットが無いと聴けない
音楽サブスクは、再生するためにネット環境が必要です。もし飛行機内で聴くなら、事前にダウンロードしないといけません。
私はうっかりダウンロードを忘れることがあります。数時間何もすることがないため、とても退屈な思いをしました。同じく飛行機に乗る方は、お気をつけください。
対策は、まずダウンロードを忘れないことが大切です。そして、可能であればWi-Fi付きの飛行機を選んでみてください。
未配信アーティストあり
音楽サブスクで、楽曲を配信していないアーティストもいます。アイドルや昭和歌謡曲に多いので、配信しているかは事前に確認しましょう。
一方で、洋楽好きは助かるはずです。CDが手に入らない海外アーティストの音源が、音楽サブスクなら聴けるからです。洋楽好きに超おすすめです。
私がまさにそれで、音楽サブスクのおかげで、自由に洋楽を聴けて助かっています。
初回限定盤の特典が無い
音楽サブスクには、初回限定盤の特典などはありません。アーティストのグッズを集めている方には、デメリットだと思います。
音楽サブスクだけでなく、ダウンロード購入も同じデメリットがあります。
アーティストのグッズを手に入れるには、別途購入する必要があります。ですが、最近はフリマアプリで簡単に入手できるため、気になるデメリットではないかもしれませんね。
データが手元に残らない
音楽サブスクは、データが手元に残りません。データ移行が簡単な一方で、解約すると自由に再生できなくなるのはデメリットです。
再生はできますが、プレイリスト作成や広告なしで楽しむことができません。
とはいえ、再契約するとまた同じように使えます。設定をやり直す必要はありますが、楽曲が消えるわけではないので、ご安心ください。
結局、サブスクと購入どっちが良い?
メリット・デメリットを踏まえて、私が考える「音楽サブスクが向いている人」をシンプルにまとめてみました。
- グッズを集めている→CD
- 通信制限がある→ダウンロード
- それ以外→音楽サブスク
それぞれ理由を解説しているので、迷っている方は参考にしてみてください。
グッズを集めている→CD
特定のアーティストが好きで、グッズも集めているならCD購入がいいと思います。音楽サブスクやダウンロード購入では、初回限定盤の特典がゲットできないからです。
私も初回限定盤の特典のためにCD購入をしていた時期があるので、ファンの気持ちがよく分かります。
グッズを集めているなら音楽サブスクではなく、CD購入がおすすめです。
通信制限がある→ダウンロード
契約しているスマホプランがデータ使い放題でない方は、ダウンロード購入がおすすめです。
音楽サブスクは、データ通信量を消費しないオフライン再生も使えますが、事前にダウンロードが必要です。忘れないよう管理するのは、意外と大変です。
ダウンロードを忘れると、音楽が聴けない状態になります。サブスクを契約しているのに、もったいないですよね。
データ通信制限がある方は、ダウンロード購入を検討してみてください。
それ以外→音楽サブスク
グッズを集めない方やデータ使い放題の方は、音楽サブスクがおすすめです。デメリットをすでに解消できているためです。
何も問題なく音楽サブスクを楽しめるはずです。ぜひ、体験してみてください。
経験者が教える音楽サブスクの選び方
音楽サブスクは、さまざまなサービスがあります。どれを選べば良いか迷う方もいるかもしれません。
私は一通り体験したので、ぞれぞれの特徴を理解しています。そこで最後に、目的別のおすすめ音楽サブスクを紹介します。
料金で選ぶ
安い音楽サブスクを選びたい方には、楽天ミュージックかYouTubeミュージックがおすすめです。
楽天ミュージックは、聴き放題プラン以外にも月額500円の格安プランがあります。最安で選ぶなら、楽天ミュージック一択といえます。

YouTubeミュージックは、コスパが良いです。YouTubeのサブスク「YouTubeプレミアム」に加入していると、月額料金が不要になるからです。
月額1,280円で、YouTube+YouTubeミュージックが、広告なしになります。
YouTubeを毎日見ている方は、YouTubeプレミアムとあわせて検討してみてください。
音質で選ぶ
高音質で音楽を楽しみたい方には、AppleミュージックかAmazonミュージックがおすすめです。ハイレゾや空間オーディオに対応しています。
ただハイレゾや空間オーディオは、対応イヤホンが必要です。今使っているイヤホンをそのまま利用する方は、対応済みか確認してから検討してくださいね。
曲数で選ぶ
曲数で選ぶなら、YouTubeミュージックです。YouTubeミュージックは、YouTube上にあるミュージックビデオやライブ映像も聴けるからです。
とはいえ、音楽サブスクは1億曲以上を配信しているサービスばかりです。音楽だけ楽しむ予定の方は、正直どれを選んでも差は感じないと思います。
使いやすさで選ぶ
使いやすさは、AppleミュージックとSpotifyが良かったです。
Appleミュージックは、iPhoneやMacBookなど、Appleデバイスとのデータ連携がスムーズでした。Appleユーザーにおすすめです。
Spotifyは、使いやすさとデザインが素晴らしいです。料金も安いので、リーズナブルに使いたい方にもおすすめです。
音楽サブスクについてよくある質問
- 音楽サブスクは音質悪い?
-
CDやダウンロードと比べて、音質の差は感じません。良いと思います。
AppleミュージックやAmazonミュージックを選べば、ハイレゾや空間オーディオも体験できます。CDよりワンランク上の音質を楽しめるはずです。
入るべきか悩んだら無料体験しよう
音楽サブスクは、もったいないと思われがちですが、実はコストパフォーマンスの良いサービスです。
メリットがしっくりこない方は、ぜひ一度無料体験を使ってみてください。実際に体験することで、納得して判断できると思います!
- グッズを集めている→CD
- 通信制限がある→ダウンロード
- それ以外→音楽サブスク
- 音楽を聴く時間が増える
- データ移行がかんたん
- 片付けの手間が省ける
- ストレージがいらない
- 購入より料金が安い
- データ通信量を消費する
- ネットが無いと聴けない
- 未配信アーティストあり
- 初回限定盤の特典が無い
- データが手元に残らない