楽天モバイルの電波を田舎で調査!リアルな速度と評判を紹介します
この記事は、楽天モバイルへの乗り換えを検討している方に向けて以下内容を解説しています。
- 田舎の繋がりやすさ(速度)
- 田舎で使った感想
- 田舎で使うメリットデメリット
- 繋がらない場合の対策
田舎で使った実体験をもとに解説してるので「田舎で楽天モバイルは使える?」と気になっている方は参考にしてみてください。
個人的に楽天モバイルは田舎と相性が良いと思います。田舎で使うキャリアとしてとてもおすすめです。
楽天モバイル田舎エリアの通信速度
楽天モバイルの繋がりやすさを3つのポイントで解説します。
田舎の速度は平均41Mbps
田舎では大手キャリア最速
田舎以外でも平均38Mbps
田舎の速度は平均41Mbps
エリア | 速度 |
福岡 | 70 Mbps |
鹿児島 | 32 Mbps |
沖縄 | 41 Mbps |
平均 | 41 Mbps |
楽天モバイルの通信速度を各地の田舎で測定した結果、41Mbpsでした。最高で100Mbpsを超える地域もあり想像以上に速くて驚きました。
一般的に25Mbps以上あれば高速といわれています。
この測定はキャンプ場や離島など、一般的に電波が入りにくいとされている場所で実施しています。サンプル数は15です。
旅行の合間を縫って測定してみました
福岡は1カ所だけなのでたまたま速かった感がありますが、その他は複数カ所で測定しているので目安になると思います。
楽天モバイルは田舎で繋がりやすい格安SIMといえるでしょう。
田舎では大手キャリア最速
もう一つ驚いたのは大手キャリアで最速だったことです。他キャリアも同じように測定しましたが楽天モバイルが平均速度トップでした。
キャリア | 平均速度 |
楽天モバイル (楽天回線) | 41 Mbps |
ahamo (ドコモ回線) | 24 Mbps |
povo (au回線) | 27 Mbps |
LINEMO (ソフトバンク回線) | 27 Mbps |
数年前は正直繋がりにくい場面もありましたが、最近はかなり改善されていると感じます。個人的に今回の結果は納得です。
もし今使っている回線と楽天モバイルのスピードが変わらないなら乗り換え候補としてありだと思います。
※測定サイト「Fast」にアクセスします
田舎以外でも平均38Mbps
都市部も含めた平均速度は38Mbpsです。たまに出かけることがあっても問題なく使えると思います。
全体平均が若干低下するのは、都市部にある地下鉄やビルが要因です。楽天モバイルの電波は障害物に弱い特性があるようです。
逆に地方や田舎は障害物が少ないため楽天モバイルにとって良い環境と考えられます。エリア別の結果にもその傾向が出ています。
エリア | 速度 |
大阪 | 30 Mbps |
福岡 | 33 Mbps |
熊本 | 39 Mbps |
鹿児島 | 54 Mbps |
沖縄 | 33 Mbps |
平均 | 38 Mbps |
楽天モバイルは田舎や地方ほど繋がりやすい格安SIMだと思います。
田舎にいる楽天モバイルユーザーの声
実際に使っている楽天モバイルユーザーの評判を紹介します。
私が田舎で使った時の感想
ネットに上がっている評判
私が田舎で使った時の感想
実体験①:楽天最強プランで快適に
楽天モバイルには楽天回線エリアとパートナー回線エリアが存在します。
パートナー回線はこれまで月5ギガしか使えませんでしたが、昨年から無制限で使えるようになりました。
パートナー回線が無制限で使えるようになってから、田舎エリアでの使いやすさも向上したと感じています。
私はアウトドアが好きでキャンプや釣りによく行くのですが、繋がりにくい日が無くなったからです。
以前まで月末に出掛けるとパートナー回線のギガ制限に引っ掛かってしまい、低速モードになることが多々ありました。
一応使えるので我慢していましたが、やはり普段の速度と比べると遅いのでストレスになっていたのは否めません。
Mapが使いにくいのは結構辛かった
ですが「Rakuten最強プラン」がリリースされてから、いつ出掛けようと通信速度が気にならなくなりました。
本来はプラチナバンドが必要な都会向けの改善策だと思うのですが、田舎エリアも恩恵を受けているように感じます。
実体験②:沖縄の離島で5Gに繋がる
沖縄県にある人口200人ほどの小さな離島「来間島」で5Gに繋がった経験があります。
来間島は宮古島と橋で繋がっている離島です。皆さんがイメージする田舎と環境は似ていると思います。
そのような場所で楽天モバイルの電波はしっかり繋がりました。楽天回線エリアが数年前に比べてかなり広がったことを実感した瞬間でした。
田舎だから繋がらないと諦めてしまうのはもったいないと思います。楽天回線エリアは公式サイトから確認できるので是非一度チェックしてみてください。
たまに楽天マップは嘘という口コミも見かけますが、私は正確だと思います。来間島もきちんと5Gエリアとして表記されていました。
逆に色が塗られていないポイントは確かに不安定でした(マップ通りでした)
ネットに上がっている評判
SNSの口コミは賛否両論ありました。私と同じように5Gで繋がる人もいれば、圏外で困っている人もいるようです。
楽天モバイル:良い口コミ
楽天モバイル:困っている口コミ
ただ口コミに賛否あるのは楽天モバイルだけではないです。大手3キャリアも田舎での繋がりやすさに差があるようです。
同じ田舎でも繋がりやすさは違うようなので、実際に使って確かめたほうがスッキリできるかもしれません。
楽天モバイルのエリアマップを確認してみて、対象になっている地域なら一度試す価値はあると思います。
楽天モバイルが田舎におすすめな理由
田舎で楽天モバイルを使うメリットは5つあると思っています。
楽天市場をフル活用できる
光回線の工事が不要になる
家で動画や音楽を使い放題
カーナビ代わりに使える
オンラインで完結できる
それぞれ詳細を解説します。
楽天市場をフル活用できる
楽天モバイル契約者は、楽天市場でのお買い物が毎日5倍で利用できるようになりました。
わざわざ時間をかけて買い物に行かなくて良いことから私は楽天市場を利用しています。都市に行く交通費よりも送料が安いうえに、楽天ポイントも貯まるので良いこと尽くしです。
楽天経済圏の強み!
また貯めたポイントはスマホ代に使っています。たった2万円分の買い物をするだけで1,000円相当の割引になるのでとても助かります。
アウトドア用品や農業道具を買うとあっという間に2万円は使ってしまうと思います。
楽天モバイルは約1,000円で3GBも使えるので、データ使用量が少ない方であればポイントだけで支払いが済む可能性もあるでしょう。
実質無料ですね!
最近はネットショッピングしている方も多いと思います。楽天市場ユーザーなら楽天モバイルを使うことで効率的にポイントを貯められます。
光回線の工事が不要になる
田舎の立地よっては光回線の工事ができない(もしくは高額になる)ことがあると思います。
その場合は楽天モバイルのテザリングを使うことで、問題を解決できます。
テザリングとはスマホの電波を他の機器と共有する機能のことです。主に外出先でモバイルWi-Fi代わりに使われますが、自宅用としても活躍します。
私は自宅でも以下のような形でインターネットを使っています。光回線のWi-Fiが無くてもサクサク動いて快適です。
楽天モバイルならどれだけデータ容量を使っても月3,000円で済みます。光回線より安いので節約メリットとしてもおすすめです。
家で動画や音楽を使い放題
楽天モバイルはデータ無制限なので、動画や音楽などエンタメコンテンツを思う存分楽しむことができます。
自宅でゆっくり過ごす方にぴったりなキャリアといえるでしょう。今ならYouTubeプレミアムがお得に利用できるキャンペーンも実施中です。
このキャンペーンは他キャリアの格安SIMでも実施していますが、どうしてもデータ制限が気になってしまうと思います。
自宅にネット使い放題のWi-Fiがあれば他キャリアでも思う存分楽しめます。
楽天モバイルなら動画見放題・音楽聴き放題です。私はこのメリットを活かして田舎の実家に帰ったときはのんびりエンタメを楽しんでいます。
あとはパリーグやNBAなどスポーツコンテンツ見放題のサービスが付いてきます。正直時間がいくらあっても足りないくらい充実しています。
カーナビ代わりに使える
データ無制限の楽天モバイルがあれば、スマホをカーナビ代わりにできます。軽トラなどで出かける場合に活躍するのではないでしょうか。
私は旅行先でレンタカーにカーナビが付いていないときに活用しています。宮古島を一周した際も圏外になることなくガイドしてくれました。
ただ長時間使うと熱くなってバッテリー消費が早いです。個人的にはいざというときに利用するくらいが良いと思いました。
オンラインで完結できる
楽天モバイルは契約申し込みから困ったときの問い合わせまで、オンラインで完結できます。
わざわざ店舗に行かなくても手続きができるのは、立地に左右されないメリットです。
チャットの問い合わせは返答まで多少時間がかかりますが、店舗に行くことと比べると時短になるでしょう。
申し込み手続きは非常にシンプルで簡単です。スムーズにいけば約30分で楽天モバイルに繋がるようになります。
楽天モバイルを田舎で使うデメリット
ここまで魅力ばかり紹介してきたので、デメリットも触れたいと思います。
田舎で楽天モバイルを使うデメリットは2つ考えられます。
- 店舗がない可能性がある
- 山奥では繋がらないかも
それぞれ詳細を解説します。
店舗がない可能性がある
楽天モバイルは店舗で申し込み手続きができます。
店舗サービスが準備されていること自体はメリットですが、他キャリアよりショップ数は少ないです。
キャリア | 店舗数 |
楽天モバイル | 31 |
UQモバイル | 125 |
ワイモバイル | 247 |
ahamo | なし |
povo | なし |
LINEMO | なし |
楽天モバイルの店舗が遠くて利用できない(利用しづらい)というデメリットがあるかもしれません。
たとえば人口10万人以上いる奄美エリアも店舗がないため、鹿児島市内もしくは沖縄本島まで足を運ぶ必要があります。
ただ店舗が少ないデメリットについてはオンラインで解決できます。なので不便を感じることは実質無いと思います。
山奥では繋がらないかも
田舎でも人が住んでいるエリアなら問題なく繋がりますが、山奥に行くと圏外になることがあります。
登山などで山に行く頻度が多い方は避けておいた方が無難かもしれません。
ちなみに写真の場所で測定した他キャリアの速度は以下の通りでした。
キャリア | 速度 |
楽天モバイル | 0 Mbps |
ahamo | 2 Mbps |
povo | 1 Mbps |
LINEMO | 11 Mbps |
他キャリアならギリギリ低速で繋がる場所も、楽天モバイルだと圏外になってしまう点はデメリットといえるかもしれません。
山奥以外で使う予定なら大丈夫だと思います!
楽天モバイルが繋がらない場合の対策
楽天モバイルは人口カバー率99.9%のため生活エリアではほぼ繋がると思います。
ただ口コミに賛否があったように地域によって繋がらない可能性も残っています。
楽天モバイルが繋がらなかった場合は、以下3つを検討してみてください。
他キャリアに乗り換える
家では光回線を利用する
povoをサブ回線にする
繋がらない場合の対策が決まっていれば安心して試すことができると思います。
他キャリアに乗り換える
楽天モバイルが繋がらなかったら他キャリアに乗り換えることが、最も効果的で手っ取り早い対策です。
楽天モバイルは最低利用期間や契約解除料がありません。使いにくいと感じたらすぐ乗り換えることができます。
おすすめの乗り換え先は4つです。利用回線や速度を参考にして安心できる乗り換え先を決めておくと気が楽になると思います。
家では光回線を利用する
楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないため、外では繋がるけど自宅だけ繋がりにくいというケースも考えられます。
その際は光回線との併用もおすすめです。自宅はWi-Fi接続することで、外でも家でも繋がりやすい環境を準備できます。
また楽天モバイルを契約するなら「楽天ひかり」も検討してみてください。今なら6ヶ月基本料無料のキャンペーン利用でお得に使えます。
楽天ひかりはNTTの光回線を利用したインターネット回線サービスです。楽天回線ではないので楽天モバイルがダメでも安心して使えると思います。
キャンペーンのエントリー条件は楽天モバイル公式サイトよりご確認ください。
povoをサブ回線にする
ごく稀に繋がらない状況が発生する場合は、サブ回線を持つことを検討してみてはいかがでしょうか。
サブ回線とは日常的に使うメイン回線とは別にもう1つ回線を契約することです。
2つも契約するとスマホ代が高額になってしまう恐れもありますが、povoなら心配いりません。基本料ゼロ円のため使わなければ無料です。
povoは使いたいときだけデータ容量を購入することができます。普段は楽天モバイルをメインで使って、お守りとしてpovoを持っていれば安心です。
ただし6ヶ月間データ購入がない場合は、自動解約になる可能性があるのでお気をつけください。
なおデュアルSIMを使えば1台の端末に2回線入れることもできます。スマホ2台持ちと使いやすい方法を検討ください。
楽天モバイルは田舎でも使える!
以上が楽天モバイルの使いやすさを田舎で検証した結果です。
まとめると次の通りです。
- 田舎の速度は平均41Mbps
- 田舎では大手キャリア最速
- 田舎以外でも平均38Mbps
- 楽天市場をフル活用できる
- 光回線の工事が不要になる
- 家で動画や音楽を使い放題
- カーナビ代わりに使える
- オンラインで完結できる
- 店舗がない可能性がある
- 山奥では圏外になるかも
- 他キャリアに乗り換える
- 家では光回線を利用する
- povoをサブ回線にする
楽天モバイルは田舎で使いやすい格安SIMだと思います。ぜひ一度実際に使って繋がりやすさを確かめてみてください。
以上です!