乗り換えせずに楽天モバイルを体験する方法を考えてみた【モバイルWi-Fiをレンタル】
- 楽天モバイルをレンタルする方法
- ポケット型Wi-Fiのレンタル手順
- ポケット型Wi-Fiの使用レビュー
- ポケット型Wi-Fiの注意点
この記事は楽天モバイルをレンタルしてみたい!と考えている方に向けた記事です。
現時点でスマホをレンタルする方法はありませんがポケット型Wi-Fiなら可能です。
ポケット型Wi-Fiなら乗り換え不要なので手持ちのスマホで気軽に楽天回線を体験できます。
楽天モバイルが住んでいる地域で繋がるのかといった疑問をスッキリさせられます。
では、ポケット型Wi-Fiのレンタル方法から使い方まで実体験をもとに解説していきます。
ポケット型Wi-Fiをレンタルする
ポケット型Wi-Fiとは、コンパクトなWi-Fiルータのことです。
本体からWi-Fiが発信されているので、接続することでネット通信が可能になります。
ご自宅やお店にあるWi-Fiと、使い方は同じイメージです。
そして今回は、楽天モバイル回線を搭載した、ポケット型Wi-Fiをレンタルします。
スマホをWi-Fi接続するだけで楽天モバイル回線を体験できるのでリスクなく繋がりやすさを体験できます。
まずはポケット型Wi-Fiをレンタルする際のメリットデメリットについて解説します。
レンタルするメリット
ポケット型Wi-Fiをレンタルするメリットは4つです。
- 繋がりやすさが分かる
- 乗り換えしなくて良い
- 持ち運びができる
- 複数人で体験できる
楽天モバイルが気になっていても、乗り換えするのは、ハードルが高いですよね。
最大のメリットは、乗り換えをせずに、繋がりやすさを体験できる点だと思います。
持ち運べるサイズなので、通勤中に使えるのも嬉しいポイントです。
乗り換え後の使い方に、より近い形で体験できます。
夫婦や家族で、一緒に乗り換えを検討している方は、使い回せる点も魅力かもしれません。
レンタルするデメリット
一方、デメリットは3つです。
- レンタル料金がかかる
- 手続きの手間がかかる
- 紛失破損が心配になる
レンタルするために、料金や手間がかかる点は否めません。
また、私物ではないため、紛失や破損が気になる方もいるでしょう。
ですが、ほんの少しの労力で、これまでのモヤモヤが解消できるなら、十分試す価値はあると思います。
料金は1台で、約3,000円です。
もし楽天モバイルに乗り換えることになったら、レンタル費用もすぐに回収できるでしょう。
レンタル会社は「NETAGE」
国内向けポケット型Wi-Fiをレンタルできるサービスは、主に5社です。
- NETAGE
- Wi-Fiレンタルどっとこむ
- Wi-Fiレンタル屋さん
- どんなときもWi-Fi
- カシモバ
この中で、楽天モバイル回線プランがあるのは、NETAGEのみです。
今回はNETAGEのポケット型Wi-Fiをレンタルする手順を解説します。
ポケット型Wi-Fiの使い方
まずは具体的なイメージを掴むために使い方から紹介します。
Wi-Fiの接続設定
ご自宅のWi-Fiと同じように、パスワードを入力するだけで利用できます。
接続設定は以上です。とても簡単です。
あとは自由に持ち運びながら繋がりやすさを体感してみてください。
接続速度の確認方法
基本的には操作をしながら繋がりやすさを体感してもらえればと思います。
いつも使っているアプリやサービスにログインしてみてください。
契約しているキャリアと比べて反応速度が変わるはずです。
ついでに速度も確認したい方はNetflixが提供している「Fast」がおすすめです。
アクセスするだけで通信速度を測定してくれます。
有名な企業が運営しているので安心感もありますしシンプルで使いやすいです。
検索するのが面倒という方は以下ボタンをご活用ください。
※測定サイト「Fast」にアクセスします
レンタルする際の注意点
楽天モバイル回線のポケット型Wi-Fiをレンタルする際の注意点は3つです。
半分の速度しか出ない
Wi-Fiを経由するため本来の速度で接続できないことがあるのでお気をつけください。
具体的には10Mbps以上の場所で速度が半減する傾向にあります。
私は楽天モバイルを契約しているのでWi-Fiと通常の速度を比較して気づきました。
測定場所 | Wi-Fi | 通常版 |
マンション | 50Mbps | 93Mbps |
博多駅 | 7Mbps | 15Mbps |
駅ビル 最上階 | 9Mbps | 9Mbps |
地下鉄A駅 | 10Mbps | 8Mbps |
地下鉄B駅 | 11Mbps | 10Mbps |
地下鉄C駅 | 47Mbps | 87Mbps |
地下鉄D駅 | 24Mbps | 43Mbps |
福岡空港 | 42Mbps | 110Mbps |
フード コート | 26Mbps | 61Mbps |
天神地下街 | 5Mbps | 9Mbps |
バスセンター | 4Mbps | 4Mbps |
高速バス A地点 | 9Mbps | 29Mbps |
高速バス B地点 | 10Mbps | 38Mbps |
平均 | 20Mbps | 40Mbps |
例えば、通常は約100Mbpsで繋がる場所で、Wi-Fiだと50Mbpsまで低下します。
その他も、10Mbpsを境に、半減している様子が分かると思います。
本来の速度が100%再現できない点はご了承ください。
Wi-Fi速度が20〜40Mbpsの場合、実力は倍以上あるんだなと思って頂ければと思います。
ですが、もともと10Mbps未満の地下鉄などは、リアルな速度を体験できます。
測定場所 | Wi-Fi | 通常 |
地下鉄A駅 | 10Mbps | 8Mbps |
地下鉄B駅 | 11Mbps | 10Mbps |
楽天モバイルの繋がりやすさで、特に心配されているのは、地下エリアです。
1番大切な地下鉄の繋がりやすさが体験できるので確認手段としては十分だと思っています。
使える容量は7GBまで
通常の楽天モバイルはデータ無制限で使えますがポケット型Wi-Fiは7GBまでです。
あくまで体験版として利用できるイメージになります。
1日2GBで計算すると、実質3日分相当です。
ただ繋がりやすさを体験するだけなら十分足りたのでご安心ください。
データ無制限は実際に乗り換えてから満喫しましょう!
在庫数が少ない
在庫数が少ないのか返却待ち(申し込みできない状態)になっていることが多いです。
すぐに試したい人はできるだけ早く申し込むほうがベターです。
プラン的に最大31日間は返却されない可能性もあります。
特に連休シーズンは人気らしいので在庫があるうちに使ってみることをおすすめします。
私も数週間待ちました
なお、在庫情報は、毎日18時頃に更新されるようです。
申し込みと返却方法
NETAGEの申し込み方法について解説します。
申し込みは公式サイト
NETAGEのポケットWi-Fiは、公式サイトか楽天市場でレンタルできます。
ただし、楽天モバイル回線の取り扱いがあるのは、公式サイトのみです。
というわけで、公式サイトの申し込み手順を解説します。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- メールアドレス など
東京築地にある営業所で、受け取りも可能です。
当日中に受け取れますので、お急ぎの方はご検討ください。
- 住所
東京都中央区築地2-1-17
陽光築地ビル8F
東京メトロ 有楽町線「新富町」
1番出口から徒歩1分 - 受付時間
平日・土曜10:00~17:30 - 必要なもの
顔写真付き身分証明書
(運転免許証、パスポートなど)
お住まいの地域にもよりますが、「宅配便」を選択して、レターパックプラス(自分で用意すれば520円)で、返却する方法が最安だと思います。
レターパックプラスは、郵便ポストやローソンから発送できます。
手続きは以上です。
完了後、登録したメールアドレスに、申し込み内容が送付されますので、ご確認ください。
なお、商品は2〜3日で届きます。
返却は郵便/コンビニ
ここでは、レターパックプラスで返却する方法を解説します。
全国の郵便局や郵便ポストで返却可能です。
郵便局やコンビニ(ローソン)で購入できます
- 返却先住所
- ポスト投函日
- ご依頼主
- 品名に「ポケットWi-Fi」
以上で、返却は完了です。
とても簡単で便利ですよ。
延長料金は1日63円
定額プランのため、31日間は延長料金がかかりません。
32日目以降は、1日63円の延長料金が発生します。
ただ、その前にデータ容量が無くなると思うので、あまり心配はいらないかもしれません。
まとめ
以上が、楽天モバイルをレンタルする方法です。
100%再現できるわけではないですが、試す価値は感じて頂けたのではないでしょうか。
まとまると以下の通りです。
- 地下鉄の再現性は高い
- 送料込みで約3,000円
楽天モバイルは、コストパフォーマンスに優れた、素晴らしい格安プランです。
今回の記事が、乗り換え検討に役立てば嬉しいです。
レンタルWi-Fiのサービスがあるうちにぜひ一度体験してみてくださいね。