【体験レポ】楽天モバイルを固定回線化!有線テザリングで速度も快適
- 固定回線化する方法
- 楽天モバイル固定回線化のメリット
- ahamoやpovoと比較結果
楽天モバイルはデータ無制限で使えます。このメリットを活かして、自宅のネット環境を楽天モバイルだけで済ませる方が増えています。
いわゆる「固定回線化」に私もチャレンジしてみました。この記事ではその詳細を紹介します。
先に結論を伝えると楽天モバイルで固定回線化することは正解でした。料金が安くなるのに通信品質も快適です。
光回線の料金が高いと感じている方、Wi-Fiの調子が悪くて困っている方は是非参考にしてみてください。
固定回線化は楽天モバイルが最強!
大手キャリアには、それぞれデータ無制限プランがありますが、なかでも楽天モバイルの料金は格安です。
キャリア | 料金 |
ドコモ eximo | 7,315円 |
au 使い放題MAX | 7,238円 |
SoftBank メリハリ無制限 | 7,238円 |
楽天モバイル 楽天最強プラン | 3,278円 |
楽天以外3社で固定回線化しても、メリットはありそうですが、楽天モバイルなら更に大きな効果を得られるでしょう。品質さえクリアすればベストな選択です。
今回は、楽天モバイルで固定回線化を試そうとしている方に向けて、以下の内容を解説します。
- どんな固定回線方法が良いか
- 実際に1ヶ月使ってみた感想
後半には、よく比較されるahamoやpovoの検証結果も紹介しています。
楽天モバイルを固定回線化する方法
楽天モバイルを固定化線化する方法は3つあります。
- モバイルルーター(Wi-Fi)
- スマホテザリング(Wi-Fi)
- スマホテザリング(USB)
今回は❶〜❸まで全て試したのでそれぞれ使用感を解説します。
ちなみにおすすめは❸スマホテザリング(USB)です。
モバイルルーター(Wi-Fi)
楽天回線対応のモバイルルーターで、固定回線化が可能です。
スマホ回線は他キャリアのままで、固定回線用に楽天モバイルを契約する方に向いています。
ただスマホテザリングに比べて、費用がかかったり、速度も遅いことから、個人的にはあまりメリットを感じませんでした。
スマホテザリング(Wi-Fi)
楽天モバイルを契約している方は、スマホを使って固定回線化が可能です。
この方法で検討している方も結構多いのではないでしょうか。
結論、できなくもないけどスマホの故障が心配といった印象を持ちました。
一時的ならありだと思います!
やっぱりスマホの発熱が気になります。
数分しか経っていなくても、じんわり熱くなっているのが分かりました。
またスマホ(親機)から離れるほど通信速度が落ちる点も気になりました。
同じ部屋であれば影響ありませんがリビング⇄部屋だと低速になります。
テザリング先 | 同じ部屋 | 隣の部屋 | 遠い部屋 |
iPhone → | 70 Mbps | 40 Mbps | 10 Mbps |
iPad → | 70 Mbps | 40 Mbps | 10 Mbps |
MacBookAir → | 70 Mbps | 40 Mbps | 5 Mbps |
たとえば一箇所に置いて家族でシェアする場合は、発熱と低速を考慮する必要があるかもしれません。
なおデバイス(子機)の違いによる差はほぼありませんでした。
スマホテザリング(USB)
個人的におすすめは、スマホとパソコンをUSB接続で、テザリングする方法です。
❶や❷で取り上げたデメリットを解消してくれます。
一人暮らしや、家族でシェアしない方は、まずはこの方法から試すことをおすすめします。
楽天モバイルを固定回線化した結果
❸スマホテザリング(USB)を1ヶ月使ってみて、感じたことを紹介します。
固定回線で1ヶ月使った感想
❸の方法で、楽天モバイルを固定回線化して、感じたメリットは次の通りです。
- 通信が安定している
- 速度も満足(70Mbps)
- 充電回数が減ってラク
- 外出先でも活躍する
- 月3,000円は安すぎる
特に通信品質は、とても満足です。私の環境では、平均70Mbpsで繋がり、あらゆるネット操作が快適でした。
測定 | 朝 | 昼 | 夜 |
1日目 | 68/37 | 85/23 | 69/29 |
2日目 | 69/42 | 75/36 | 63/30 |
3日目 | 68/35 | 91/38 | 73/34 |
4日目 | 83/44 | 46/48 | 41/32 |
5日目 | 92/33 | 79/34 | 67/38 |
平均 | 76/38 | 75/36 | 63/33 |
光回線のWi-Fiより、速度が出るような気がします。
ルーターの性能にもよると思いますが、少なくとも我が家ではUSBテザリングのほうが高速でした。(Wi-Fiは20〜30Mbpsに対してUSBテザリングは70Mbps以上)
もうWi-Fiに戻れない
また、スマホが常にフル充電の状態になるので、バッテリー残量を気にせずに済みます。充電回数も減ってストレスフリーでした。発熱もありません。
あとは、外出先でもパソコンが使えるので、待ち時間に退屈しなくなった点も良かったです。
カフェやホテルに、公衆Wi-Fiはありますが、速度やセキュリティが、心配な方もいると思います。楽天モバイルの有線テザリングなら、その心配は不要です。
全体的に満足しかありませんが、USBポートがふさがることはデメリットかもしれません。
実際それで困ったことはないですがポートが減って困る方は、拡張ハブを準備した方が良いでしょう。
あとは席を外すときに抜き差しが少し面倒なくらいでしょうか。でもWi-Fiが繋がりにくかった頃のストレスに比べたら全然苦になりません。
もし抜き差しの手間が気になる方は今は使っていない端末を固定回線用として再利用すると快適だと思います。
やっぱり楽天モバイルのコストパフォーマンスは最強だと思いました。これだけ満足度が高くて、料金は月3,278円(税込)です。
光回線を個別に契約している方は大きな節約メリットになるはずです。
通信費の例(光回線+スマホ)
- 光回線:4,000円
- スマホ:7,000円
毎月11,000円の通信費が発生
楽天モバイル固定回線化なら…
- 光回線:なし
- スマホ:3,278円
毎月3,278円で収まる
→ 7,000円以上の節約効果!
毎月7,000円以上のお小遣いを貰いながら、固定回線化できる楽天モバイルは最強です。
え、年間で8万円?・・
固定回線化がおすすめの人
ここまで読んでくれている方は次の悩みを抱えていると思います。
- Wi-Fiの調子が悪い
- Wi-Fiの速度を上げたい
- 光回線の工事ができない
- 光回線の工事待ち
- パソコンを持ち運びしたい
私はWi-Fiの調子が悪くなったことをきっかけに試した結果、とても満足しています。
数ヶ月以上使っていますがネットサーフィンや動画視聴は十分快適です。
ぜひ一度、楽天モバイル固定回線化を試してみてください。
なおオンラインゲームのPing値は50ms以下推奨なので際どいラインです。光回線の方が無難かもしれません。
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もし固定回線化が合わなくても、光回線がお得に利用できます。楽天モバイルに乗り換えて損はない絶好のチャンスです。
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2024年1月16日(火) 〜 終了日未定
※楽天ひかりとは、NTTの光回線を利用したインターネット回線サービスです。
※初期登録費、工事費、オプション費用等は別途発生します。
自宅のネット料金を安くしたい方は必見!エントリー条件などは公式サイトからご確認ください。
固定回線化でahamoやpovoと比較
これから楽天モバイルを契約しようとしている方は、他キャリアの格安プランも、気になっていると思います。
同じ方法で、ahamoとpovoの固定回線化も試したので、合わせて紹介します。
結論、楽天モバイルが最強ですが、ahamoやpovoで固定回線化も考えていた方は、参考にしてみてください。
ahamoを固定回線化した場合
プラン | ahamo 大盛り |
料金 | 4,950円 |
容量 | 100GB |
平均速度 | 31/5 |
ahamoの固定回線化なら、大盛りプランが必須となるでしょう。月額4,950円で100GBまで利用できます。
オンラインゲームには物足りないデータ容量ですが、ネットサーフィンや動画視聴なら十分足りると思います。
平均速度は31Mbpsと、私の環境では楽天モバイルより低速でした。特に上りが遅いので、動画をアップロードする方は、慎重にご検討ください。
場所にもよりますが、国内で利用するならメリットは大きくないかもしれません。速度と料金のバランスがイマイチに感じます。
ただ、海外では大活躍してくれるでしょう。
楽天モバイルも海外データ通信できますが、無料は2GBまでです。テザリングで使うデータ容量としては、物足りませんよね。
一方、ahamoは海外でも20GBまで無料で使えます。海外出張先でも、固定回線化したい人に向いていると思います。
海外でも固定回線化したい人
povoを固定回線化した場合
プラン | データ使い放題 (330円×15回) |
料金 | 4,950円 |
容量 | 無制限 |
平均速度 | 32/17 |
povoの固定回線化なら、24時間データ使い放題トッピングになると思います。月額4,950円で、無制限に使えます。
すでにご存知かもしれませんが、購入した翌日23時59分まで使えるので、1回のトッピングは実質2日分あります。30日間使うとしても、15回で済みます。
こちらも平均速度は32Mbpsと、楽天モバイルより低速でした。ただ上りは少し速いので、ファイルをアップロードする方でも安心できそうです。
povoの最大の特徴は、使った分だけ支払う料金プランです。
楽天モバイルも使った分だけの料金プランですが、最低でも毎月1,000円程度は料金が発生してしまいます。
一方、povoは基本料0円なので、使わなければ無料です。毎月使わずに、たまに固定回線化したいという人に向いていると思います。
たまに固定回線化したい人
ニーズがあるかは不明です
ここまでを振り返ってみると、楽天モバイルの凄さを改めて感じます。最速なのに最安という驚きのコストパフォーマンスです。
あくまでも私の生活環境の場合ですが
まとめ
以上、楽天モバイル固定回線化の体験レポートでした。
まとめると以下の通りです。
- Wi-Fiの調子が悪い
- Wi-Fiの速度を上げたい
- 光回線の工事ができない
- 光回線の工事待ち
- パソコンを持ち運びしたい
- モバイルルーター(Wi-Fi)
- スマホテザリング(Wi-Fi)
- スマホテザリング(USB)←快適
- 通信が安定している
- 速度も満足(70Mbps)
- 充電回数が減ってラク
- 外出先でも活躍する
- 月3,000円は安すぎる ←最速最安
ほぼ全員スマホを持っていることを考えると、家族みんな楽天モバイルにしてそれぞれテザリング接続するのもありですね。
毎月の固定費メリットはさらに大きくなるでしょう。
以上です!