スカイマークを利用したいけど、乗り心地やデメリットが気になって迷っているという方は意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回は、スカイマークの利用者アンケートや私の搭乗体験をもとに、乗り心地とデメリットを徹底解説します。
先に結論だけ伝えると、乗り心地は快適で、機内サービスも充実しています。スカイマークは、とても評判が良い航空会社です。
スカイマークの予約を検討されている方や、少しでも不安を感じている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
スカイマーク利用者の口コミまとめ
スカイマークを利用した38人にオンラインアンケートをして、満足度を5段階評価で教えてもらいました。
アンケートした項目は次の通りです。
それでは、順番に解説します。
総合:全員がまた利用したいと満足
総合 | 4.1 |
座席 | 3.8 |
清潔感 | 4.4 |
サービス | 3.9 |
接客 | 4.2 |
料金 | 4.1 |
総合評価は★4.1と高評価でした。料金が安いだけでは、今回のような高い満足度は得られません。
スカイマークは、サービスも充実したコストパフォーマンスの良い航空会社であることがわかります。
必要なサービスは揃っているので、満足しています。就航ルートも多いので利用しやすいです。
また、「今後も利用したいですか?」という質問に、9割以上が「はい」と回答したことも印象的でした。
ちなみに「いいえ」と回答した方は、他社でマイレージを貯めているからという理由でした。乗り心地が不満だから利用したくない、という方はいませんでした。
以上が、スカイマークの全体的な評判です。ここからは、具体的な乗り心地や機内サービスに対する評価を解説します。
座席:座り心地良く充電が便利
総合 | 4.1 |
座席 | 3.8 |
清潔感 | 4.4 |
サービス | 3.9 |
接客 | 4.2 |
料金 | 4.1 |
シートピッチ(座席間隔)が広いので、快適に過ごせます。長時間フライトでも体が痛くなりません。
座席で充電できるので助かっています。欲を言えば、座席がもう少し広いと嬉しいです。
機内のシートは、座り心地が良くて快適という声が多かったです。その一方で、シートピッチ(座席間隔)は狭いという意見もありました。
シートピッチ(座席間隔)少し狭いと感じました。長時間フライトでは、乗り心地が気になりそうです。
シートピッチを他社と比較してみました。LCCより広いですが、ソラシドエアや大手航空会社と比べると少し狭いように感じます。
航空会社 | シートピッチ(間隔) | シートサイズ(幅) |
---|---|---|
スカイマーク | 約 79 cm | 約 44 cm |
ピーチ | 約 71 cm | 約 43 cm |
ジェットスター | 約 76 cm | 約 43 cm |
ソラシドエア | 約 81 cm | 約 48 cm |
JAL/ANA | 79〜86 cm | 42〜45 cm |
シートピッチに余裕が欲しい方は、フォワードシートがおすすめです。フォワードシートなら、大手航空会社と同じくらい広々と座れます。
フォワードシートの追加料金は1,000円です。シートピッチ以外に、優先搭乗やお菓子無料サービスなども含まれています。
もしくは、ソラシドエアを検討してみてください。スカイマークより就航ルートは少ないですが、シートピッチが広くて好評です。
ソラシドエアの乗り心地については、ソラシドエアの口コミ評判と沖縄旅行の搭乗レビューで、詳しく解説しています。
清潔感:綺麗で快適に過ごせる
清潔感 | 4.4 |
口コミで特に評判が良かったのは「清潔感」でした。綺麗な機内で安心して過ごすことができたという声が多かったです。
ブルーを基調にした内装は、清潔感があって落ち着きます。
客室乗務員(CA)さんの制服がスタイリッシュで、センスが良いと思います。落ち着いたカラーで清潔感も感じました。
内装はイメージカラーのブルーで統一されているので、全体的に爽やかな印象です。客室乗務員さんの制服も、スタイリッシュなデザインで落ち着くという声がありました。
サービス:機内サービスが充実
サービス | 3.9 |
スカイマークは機内サービスが充実しています。とくにオリジナルコーヒーとキットカットがもらえる点が好評でした。(24年3月からキットカットは無くなりました涙)
リーズナブルだけど機内は快適で、サービスも充実しています。値段以上のメリットがあるのでお得だと思います。
コーヒーとキットカットがもらえるのが嬉しいです。ほんのり苦味のあるコーヒーと甘いチョコレートが良く合う!
LCCと変わらない金額で、JALやANAと同じようなサービスが受けられるのでとても気に入っています。
一方で、飲み物メニューをもう少し増やしてほしいという声もありました。
今でも十分満足していますが、ドリンクや機内食のメニューがもっと増えると嬉しいなと思います。
たしかに飲み物メニューはシンプルだと思います。いろいろ選びたい方は、大手航空会社やソラシドエアのほうが良いかもしれません。
接客:スタッフの対応が丁寧
接客 | 4.2 |
スカイマークの接客は丁寧という声が多かったです。客室乗務員さんの対応についてネガティブな意見はありませんでした。
お値段はリーズナブルですが、サービスの品質が良いです。とくに接客が丁寧だと思います。
客室乗務員さんの対応がいつも丁寧です。安心して利用できます。
また、整備士さんによる水アートもSNSで話題になったことがあります。離陸前の退屈な時間も楽しませてくれるサービス精神が素敵です。
料金:安くて分かりやすい
料金 | 4.1 |
スカイマークといえば、リーズナブルな料金です。大手航空会社に比べて、格安で旅行できると好評でした。
とくに家族旅行など人数が多い場合に、メリットを感じられると思います。
料金のメリットが大きいです。家族で移動することが多いので、大手航空会社と比べてかなり安く済みます。
料金がシンプルで良い。LCCのようにあとからいろんな料金が追加されないので分かりやすい。
また、運賃の分かりやすさも好評でした。座席指定や手荷物預かりが無料なので、結局いくらになるか?という計算が要りません。
ただハイシーズンの運賃については、お得感はないようです。そして直前割もないので、急な予定は利用しづらいかもしれません。
連休や直前の料金は、そこまで安くないと感じます。平日や早期割引はお得だと思います。
キャンセル料が少し高いと思います。料金は安いですが、やや不安を感じることがあります。
とはいえ、平日や早期予約がリーズナブルであることは間違いないです。旅行や出張で利用しやすい航空会社といえるでしょう。
スカイマークで宮古島に行った感想
次に、私が宮古島旅行で利用したときの体験談を紹介します。
写真も載せているので、機内の様子を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
乗り心地:長時間でも疲れない
福岡から宮古島まで2時間のフライトでしたが、快適に過ごせました。シートの座り心地が良く、サイズも余裕がありました。
私は180cmなので、乗り物で窮屈な思いをすることが多いのですが、スカイマークは膝が当たらずストレスフリーでした。
シートピッチは意外と広いので、高身長でも安心して利用できます。
また、飛行中の揺れも気になりませんでした。これまで何度か利用していますが、大手航空会社と同じように安定感はあると感じています。
口コミ調査でも9割以上の方が「揺れない」と回答しています。フライトルート関係なく、乗り心地は良いといえるでしょう。
機内サービス:飲み物と接客◎
今でも十分満足していますが、ドリンクや機内食のメニューがもっと増えると嬉しいなと思います。
アンケートで飲み物メニューが少ないという口コミがありましたが、私は十分満足しました。
たしかに他社よりメニューは少ないですが、どれもこだわっていて美味しいです。スカイマークでは、コーヒー・お茶・水・リンゴジュースの4つから選べます。
客室乗務員さんの接客も丁寧でした。長時間のフライトでも、快適に過ごせる機内サービスが揃っています。
搭乗手続き:バーコードが便利
搭乗手続きは、バーコードをスキャンするだけです。数秒で完結するので超便利でした。
また自動チェックイン機が多いので、待ち時間もありません。空港に着いてからチェックインするまで、非常にスムーズでした。
スカイマークでは、オンラインチェックインができません。保安検査場に直接行けないのは、惜しいですね。
ちなみに宮古島(下地島)の搭乗は、ボーディングブリッジを使わない乗り方(沖止め搭乗)でした。
数秒しか歩かないので、大したデメリットではないですが、雨の日は少し濡れる心配があります。
とはいえ、沖縄離島に格安&直行便で行けることに感動しました。宮古島に行く際は、またスカイマークを利用したいと思います。
スカイマークは、アクセスが良い空港(羽田空港など)から乗れることが、他社にない魅力です。空港内の乗り場や搭乗口が多少遠くても、全く気になりませんでした。
スカイマークを利用するメリット
以上が、スカイマークの口コミと私の搭乗レビューです。
一旦、ここでスカイマークのメリットをまとめます。
無料で座席指定ができる
スカイマークは、無料で座席指定ができます。私は沖縄方面に行くことが多いので、窓側に座って綺麗な景色に癒されています。
とくに下地島空港に着陸する瞬間は絶景です。宮古島に行く際は、ぜひスカイマークを利用してほしいです。
また、座席指定が無料だと、運賃が分かりやすいメリットもあります。口コミパートで紹介しましたが、合計金額の計算が要りません。
スカイマークは、座席指定が必要な方におすすめです。窓側で景色を楽しむことも、通話側で早く降りることもできます。
荷物を無料で預けられる
LCCを利用している方は、パッキングに苦労している方も多いのではないでしょうか。
私も、機内持ち込みサイズ(7kg)に収めようと、頑張っていた時期がありました。
そんな努力もむなしく、重量オーバーで追加料金を取られたことがあります泣。
スカイマークなら、手荷物を20kgまで無料で預けられます。
パッキングに苦労しなくて済むことに加えて、空港内の移動も身軽になってストレスフリーです。
機内持ち込みも10kgまで可能です。アクティビティや部活遠征で荷物が多い方は、スカイマークがおすすめです。
飲み物のサービスがある
スカイマークは、機内で無料ドリンクサービスがあります。
なかでもオリジナルコーヒーが人気で、長時間フライトの合間にホッとひと息リフレッシュできます。
24年3月に飲み物メニューがリニューアルされて、ご当地のお茶も選べるようになりました。
就航地のご当地メニューが多いので、移動時間から旅行気分を味わえるのも嬉しいポイントです。
欠航や遅延が少なく安心
スカイマークは定時運行率が6年連続1位です。
国土交通省の最新レポートを見ると、スカイマークの遅延率はとても低く、優秀さが目立ちます。(真ん中左の「SKY」がスカイマークです)
飛行機が遅延すると、旅行プランが台無しです。せっかくの旅行を楽しむためにも、遅延率が低い航空会社を選びましょう。(とくに宮古島など離島へ乗り継ぎする場合は重要です)
また、遅延率が低いということは、管理が徹底されていると捉えることもできます。安全性に対する安心感もありますね。
便利な空港に就航している
スカイマークは国内12ヶ所の主要空港に就航しています。どれも利用者の多い空港でアクセスしやすいメリットがあります。
地元の空港に就航している格安航空会社はスカイマークだけなので助かります。
羽田空港に就航しているので、アクセスが便利です。都心から行きやすくて助かっています。
とくに関東圏の方は東京羽田発着は大きなメリットだと思います。成田空港から都内までの移動は結構疲れますよね。
スカイマークなら羽田第1ターミナルから発着できるので、移動疲れがありません。旅先で遊ぶ体力をしっかりと温存できます。
ポケモンのコラボが可愛い
ポケモンとコラボした、ピカチュウジェットやグッズもスカイマークの特徴といえます。女性や子どもに人気のサービスです。
子どもに絵本や塗り絵などサービスをしてくれるところが好きです。ピカチュウとのコラボも可愛いです。
ちなみにピカチュウジェットは一部機体のみです。確実に乗りたい方は、事前に公式サイトで日付をチェックしてみてくださいね。
スカイマークのデメリットは4つ
ここまで、スカイマークの良い口コミが目立ちましたが、デメリットもあります。
口コミから分かったデメリットを4つ紹介します。
機内Wi-Fiが使えない
スカイマークには、機内Wi-Fiやモニターがありません。そのため、移動時間が退屈という声が多かったです。
機内Wi-Fiがないので、長時間フライトは退屈かもしれません。
私はYouTubeプレミアムやAmazonプライムビデオで暇つぶしをしています。オフライン再生を使えば、機内でも動画や音楽を楽しめます。
ちなみに、スカイマークは座席に充電口があるので長時間使っても安心です。到着後にバッテリー切れで困る心配がありません。
数年前は機内Wi-Fiが無いと退屈でした。でも今は、音楽が動画のオフライン再生で代替えできるので、そんなにデメリットではないと感じています。
路線や便数が少ない
スカイマークは国内12ヶ所に就航していますが、もう少しルートや便数が増えてほしいという意見もありました。
国内線の就航ルートや、便数が増えると嬉しいです。あとはアジア地域の国際線ができたらもっと嬉しいです。
たしかに私が利用するルートの時刻表も、早朝か夕方という選択肢なので、スケジュールが組みにくいデメリットは感じます。
もし希望の便がなかったら、ソラシドエアも検討してみてください。スカイマークに無いルートや時間帯が見つかる可能性があります。
マイルや株主優待がない
マイルや株主優待などの特典がないのは少し残念です。よく利用しているのでもったいないと感じてしまいます。
スカイマークは、マイレージサービスや株主優待航空券がありません。何度も利用する方は、もったいないと感じてしまうでしょう。
その代わり、そもそも運賃が安いという大きなメリットがあります。
個人的には、マイレージサービスや株主優待以上に、格安というメリットが大きいと感じています。
カウンターや乗り場が遠い
スカイマークのチェックインカウンターや搭乗口は、遠い場所にあることが多いです。たまに空港内で歩くシーンもあります。
空港のチェックインカウンターや搭乗口が、少し離れた場所にあるのはデメリットだと思います。
地方空港はそこまで気にならないと思いますが、東京羽田など大きな空港では距離を感じるかもしれません。
また、待合室から飛行機までバス移動する場合もあります。バス移動は、着陸してから空港を出るまで、少し時間がかかります。
私の経験では、10回に1回くらいです。
空港内の移動を最小限にしたい方や、ボーディングブリッジでスムーズに搭乗したい方は、大手航空会社のほうがおすすめです。
人気運賃「いま得」「たす得」の違い
続いて、スカイマークの運賃を紹介します。
スカイマークの運賃は、いま得とたす得が人気ですが、どっちが良いのかわからないという方も多いと思います。
どちらを選ぶかは、予約変更の可否で判断できます。
いま得は予約変更NGの格安運賃で、たす得は予約変更OKの格安運賃です。
それぞれ詳細を説明します。
格安で行くなら「いま得」
おすすめ度 | 4.5 |
運賃目安 | 東京羽田→沖縄那覇 片道7,000円〜 |
販売期間 | 3日前まで |
購入期限 | 予約から4日以内 |
取消手数料 | 4,000〜5,000円 |
予約変更 | 不可 |
とにかく安く行くなら「いま得」がおすすめです。予約変更ができない代わりに、格安で航空券を購入できます。
そして格安といっても、機内サービスは通常通り利用できます。もちろん、座席指定や手荷物預かりも無料です。
つまり超お得な運賃です。なので私は、いま得を購入することが多いです。
予約変更ができないので、スケジュール管理に注意が必要ですが、できるだけ旅費を抑えたい方にぴったりです。
予約変更できる「たす得」
おすすめ度 | 4.0 |
運賃目安 | 東京羽田→沖縄那覇 片道9,500円〜 |
販売期間 | 1日前まで |
購入期限 | 予約から4日以内 |
取消手数料 | 2,500円 |
予約変更 | 可 |
予約変更の可能性があるなら「たす得」がおすすめです。格安航空券でありながら、無料で予約変更できる安心感のある運賃です。
航空券を発行して1年間は何回でも予約変更ができる点も魅力的です。また変更先の運賃が安い場合は差額も返金されます。
ルートの変更はできません。
東京羽田→沖縄那覇で予約した場合、変更先も東京羽田→沖縄那覇が条件です。
沖縄那覇→東京羽田や、東京羽田→福岡は不可です。
仕事で予定が不安定な方や、台風シーズンなど天候が変わりやすい時期に利用したい方に向いています。
限定セール「SKYセール」
おすすめ度 | 4.0 |
運賃目安 | 東京羽田→沖縄那覇 片道10,000円〜 |
販売期間 | 不定期 |
購入期限 | 予約当日 |
取消手数料 | – |
予約変更 | 不可 |
SKYセールは、不定期に行われる格安セールです。
いま得以上にリーズナブルな場合があるので、スカイマークを利用する際は、念のためチェックしましょう。
スカイマーク航空券を安く買う方法
スカイマーク航空券の購入は、公式サイトもしくは旅行サイトがおすすめです。
詳細を解説します。
公式サイト予約(ホームページ)
航空券だけなら、スカイマーク公式サイトで購入しましょう。旅行サイトや一括比較検索サイトよりも、安く購入できます。
口コミ調査でも、ほとんどの方が公式サイトで購入していました。
もし、航空券+ホテルのパック旅行を予約するなら、次に紹介する旅行サイトも検討してみてください。
旅行サイト(エクスペディアなど)
ホテル予約も必要なら、パック旅行が安い旅行サイトもおすすめです。当日間近でも無料キャンセルできるので、安心感もあります。
ちなみに私は、Expedia(エクスペディア)を使っています。サイトが見やすくて、料金も最安が多いので、気に入っています。
スカイマークについてよくある質問
スカイマークは評判が良い航空会社
以上、スカイマークの口コミ評判と搭乗レビューでした。
スカイマークの快適な乗り心地を体験してみてくださいね。
- 機内Wi-Fiが使えない
- 路線や便数が少ない
- マイルや株主優待がない
- カウンターや乗り場が遠い
当メディアでは、3万円の沖縄旅行をテーマに、さまざまな格安情報を発信しています。私が実際に体験したレビューもたくさん書いているので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。