2023.06.12 2023.11.20

【現地レポ】povoの電波を福岡で測定してみた

ハチ

記事内に商品プロモーションを含みます

記事で分かること

福岡でも繋がりやすい
マンション室内は低速

povoの評判はネットで調べることができますが、電波の繋がりやすさは地域によって違うため参考にできないのが実態です。

実際に住んでいる都道府県の電波状況を知りたい、と考えている方も多いのではないでしょうか。

福岡の電波が知りたい

そこで今回は、povoユーザーの私が、福岡で速度を測定してみました。

この記事を読めば、「どの場所でどれくらいの速度で繋がるか」が具体的に分かります。

福岡在住でpovoの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

結論、繋がりやすいです！

Contents

povoの電波測定方法
povo福岡エリアの電波【地下】
povo福岡エリアの電波【屋内】
povoと大手キャリアの比較
povoを福岡で申し込むには？
まとめ

povoの電波測定方法

福岡市内を中心に、全20箇所以上で測定を行いました。

2023年6月に実施
iPhone12miniを使用
Fast.comで測定
時間帯はランダム
充電残量もランダム

測定した結果は、「Mbps」という数値で表しています。

この単位は、1秒間に送受信可能なデータ量を表しており、数値が大きいほど高速となります。

一般的に「25Mbps」以上あれば、私生活でストレスなく使用できると言われています。

使い方	必要速度
メール、SNSのメッセージ送信	1 Mbps
Webサイト SNSの閲覧	10 Mbps
動画視聴（YouTubeなど）	25 Mbps
オンラインゲーム	100 Mbps

参考：nojima家電小ネタ帳

速度には「ダウン」「アップ」「レイテンシ」の3種類があります。

おそらく皆さんは、ダウンロードやストリーミングがメインだと思いますので、「ダウン」を見て頂ければ問題ありません。

大きく表示している数値です

ポイント

現在お使いのスマホと比べると、よりpovoの繋がりやすさが判断できると思います。

私が使用したFast.comはNetflixが提供している、無料の測定ツールです。サイトにアクセスするだけで誰でも測定できますので、ぜひ一度、現状の速度を確認してみてください。

今の速度を1クリックで測

※測定サイト「Fast」にアクセスします

準備はよろしいでしょうか？

povo福岡エリアの電波【地下】

まずは、繋がりにくいイメージが強い「地下」から測定しました。

地上にいるときと同じように、スムーズに繋がりました。

福岡エリア地下の電波：地下鉄

結果

○ 速い

福岡市営地下鉄の空港線・七隈線・箱崎線それぞれの通信速度を測定しました。

20ヶ所以上の駅で測定しましたが、全て20Mbpsを超える高速通信でした。

路線	平均速度
空港線	87 Mbps
七隈線	96 Mbps
箱崎線	93 Mbps

福岡市営地下鉄の電波調査

福岡エリア地下の電波：地下街

結果

○ 速い

天神と博多の地下街で測定した結果、どちらも高速通信できました。

スポット	速度
天神地下街	63 Mbps
博多地下街	71 Mbps

福岡地下街の電波調査

福岡エリア地下の電波：デパ地下

結果

○ 速い

天神と博多のデパ地下（三越・大丸・岩田屋・阪急）で測定を行いました。

てんちかエリアより若干劣るものの、申し分ない通信速度でした。

デパート	速度
福岡三越	79 Mbps
大丸福岡天神	39 Mbps
岩田屋本店	22 Mbps
博多阪急	42 Mbps

福岡デパ地下の電波調査

povo福岡エリアの電波【屋内】

続いて「屋内」の測定結果を紹介します。

繋がりますが、速度の差が大きく、不安定な印象を受けました。

福岡エリア室内の電波：マンション

結果

△ 遅い

福岡市内にあるホテルに泊まって測定してみました。

どちらも5G回線エリアですが、結果は低速でした。

動画視聴をする方は、Wi-Fi接続が必要になるかもしれません。

ちなみに私の自宅マンションでは、60Mbpsを超えています。

低速の原因は不明・・

エリア	速度
博多区	11 Mbps
中央区	26 Mbps

福岡マンションの電波調査

福岡エリア室内の電波：高層ビル

結果

○ 速い

本来は、高層マンションやオフィスビルで測定したかったのですが、進入ができません。

代わりに、福岡タワーや展望室で測定を行いました。

お許しください

福岡タワーや博多ポートタワーなど、海沿いの高層階では低速となりました。

高さによる影響もありますが、大きくは場所の問題だと思われます。

くうてんや福岡県庁など、市街地エリアは、安心の高速通信でした。

スポット	フロア	速度
福岡タワー	40階	5 Mbps
博多ポートタワー	23階	3 Mbps
くうてん	10階	110 Mbps
福岡県庁展望室	11階	210 Mbps
門司港レトロ展望室	31階	34 Mbps

高層ビルの電波調査

福岡エリア室内の電波：人混み

結果

◎ とても速い

最後は、博多駅や福岡空港、ショッピングモールなど「人混み」の調査結果です。

博多駅やショッピングモールは超高速ですが、一部は低速となりました。

ギャップが大きい

福岡空港やPayPayドームは、現在4G回線エリアです。

低速になったのは、人混みというよりも、場所が原因だと思われます。

利用者も多い場所ですので、5G回線に改善されることを期待したいですね。

スポット	速度
博多駅	240 Mbps
福岡空港	15 Mbps
ららぽーと福岡	280 Mbps
キャナルシティ博多	250 Mbps
PayPayドーム	15 Mbps

人混みの電波調査

povoと大手キャリアの比較

povoは、福岡エリアで繋がりやすいキャリアなのでしょうか。

他キャリアも同様に測定したので、比較してみました。

スポット	povo	docomo	SoftBank	Rakuten
地下鉄	93	126	95	14
地下街	67	45	35	23
デパ地下	46	66	30	52
マンション	19	116	152	59
高層ビル	72	147	77	22
人混み	160	308	205	51
平均	109	155	104	33

キャリア別の電波調査（単位：Mbps）

マンションは不安定でしたが、その他はどこでも繋がりやすかったです。

福岡でも繋がりやすいキャリアだと感じました。

結論

福岡でも繋がりやすい

（2023年6月時点）

補足①
docomoは「ahamo」

補足②
SoftBankは「LINEMO」「ワイモバイル」平均

補足③
Rakutenは「楽天モバイル」

povoを福岡で申し込むには？

povoは、オンライン専用プランのため、au の店舗で申し込みできません。

店頭サポートもなし

公式サイトより、各自で申し込み手続きが必要です。

契約に関してサポートを受けたい場合は、オンラインで「チャットサポート」サービスを利用できます。

povo公式サイト

まとめ

以上が、povoの繋がりやすさを福岡で調査した結果となります。

まとめると以下の通りです。

スポット	結果
地下鉄	○ 速い
地下街	○ 速い
デパ地下	○ 速い
マンション	△ 遅い
高層ビル	○ 速い
人混み	◎ とても速い